大谷翔平に被弾した直後のマルティネス投手

【MLB】ドジャース 6－5 ダイヤモンドバックス（7月2日・日本時間3日/ロサンゼルス） 【映像】132m特大弾を見上げ“呆然”とする投手 　今季初めての被弾が大谷翔平なら、諦めもついたのでは？　ドジャースの大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第4打席で一時逆転となる27号2ランを放つと、相手投手もスタンド方向を見つめながら呆然とする様子が見られた。 　ドジャースが1点を追う展開となった7回、無死一塁で大谷が第4打席を迎えた。ダイヤモンドバックス3番手、若手右腕のマルティネスは今季ここまで25登板で被本塁打ゼロ。1本のホームランも許していなかった。しかし直近10試合で6本塁打と爆発中の大谷にはそんなことは関係なかったよう。2球目にきたインコース高めのスライダーをフルスイングすると、打球速度112マイル（約180.2キロ）で高く上がった打球は右中間スタンド中段に吸い込まれる132メートルの特大弾となった。 　完璧な一発に打った瞬間、大谷もその場で確信の“仁王立ち”。マルティネスもすぐさま打球の行方を確認したが、被弾を悟るように肩を落とすと、大谷の一発に盛り上がるスタンドを茫然と眺めていた。 　中継を視聴していたファンからも「ほんまヒーローだわｗ」「ニヤけるわこのホームラン」「打ち終わりかっこよすぎたw」「震えるわ、マジで」など大興奮の声が見られた一方で、「ピッチャーも何が起きたのか分からない顔してる」「あれ打たれたらお手上げよ」など、マルティネスに同情する声も見られた。 　大谷はこの日5打数3安打1本塁打2打点と大爆発。節目のメジャー通算500打点もマークした。試合は9回に2死走者なしからスミス、フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスの連打で2点をあげたドジャースが劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）