英国王室プリンセスたちが愛用する、ハート・モチーフのジュエリーをご紹介【もうすぐホワイトデー】
【カミラ王妃】ゴージャスなハート型の宝石付きのネックレス
最後は、カミラ王妃。ジェームズ・ボンド・シリーズのワールド・プレミアに出席された際のレッドカーペットファッションですが、大きなカーブを描き、美しいネックラインの鮮やかなベルベットのドレスに合わされたのは、大きなハートシェイプが印象的なネックレス。 パール、ダイヤモンド、アメジストで製作されたソートワール・ネックレスに、大きなハート型のアメジストとブリリアントカットのダイヤモンドが彩るペンダントが施されています。こちらは、1923年にエリザベス2世の母、レディ・エリザベス・ボーズ=ライアンが、ヨーク公アルバート王子(のちのジョージ6世)と婚約された際、義理の祖母アレクサンドラ王妃(国王エドワード7世の妻)から贈られたもので、いわゆる王室に代々受け継がれてきた、至宝の一つです。実は、オリジナルのデザインから長さを短くされ、現代的でなおかつ使いやすくアレンジもされています。 元々アメジストがお好きなカミラ王妃だけに、ドレス共々とてもお似合いになっていますね。ご自身のダイヤモンド&アメジストのイヤリングと合わせ、全身同系色でジュエリーが映える着こなしをされているところも、お見事です。 気付けば、すっかり王妃として、王室の豪華なジュエリーとともに、貫禄と気品あるドレス姿を見せられているカミラ王妃。エリザベス2世から引き継がれた、至宝の数々をどのように王妃流に着けこなされて行くのか、今後も注目していきたいと思っています。 文/にしぐち瑞穂
にしぐち 瑞穂