栃木県警の20代巡査をひき逃げの罪で略式起訴
宇都宮市西川田町の路上で昨年12月、バイクの男性が車に衝突されてけがをしたひき逃げ事故で、宇都宮区検は18日、車を運転していた20代の栃木県警の男性巡査を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(事故不申告)の罪で略式起訴した。 起訴状によると、巡査は12月22日午後10時半ごろ、車で会社員男性が運転するバイクに2度にわたりバックで衝突し、男性を転倒させてけがを負わせた上、警察への届けをしなかったとされる。 巡査は路上を走行していたが、Y字路の手前で切り返しをしようと車を停止させ、そのままバックして、後ろで止まっていたバイクに衝突。その後、もう一度切り返しをしようとして再びバックで衝突し、その場から走り去ったという。 巡査は当時、宇都宮南署員で、複数の関係者によると車にはほかに2人の署員が乗っていたという。
朝日新聞社