太鼓の達人で「神業」披露 こころん君のご褒美は? 大型扇風機をゲームセンター3施設に寄贈
太鼓をたたくリズムゲーム「太鼓の達人」で、「天才キッズ」と呼ばれる岡山県倉敷市在住の小学3年生こころん君(8歳)が、TBSのバラエティー番組「THE神業チャレンジ」に出演。「画面隠し太鼓の達人王」のお笑い芸人・パーマ大佐との対戦で勝利し、大型扇風機をゲットした。こころん君は「憧れのパーマ大佐に勝ててうれしい」と喜んでいる。 【写真】「涼しい~」。扇風機で涼むこころん君はこちら こころん君は今年1月に腕試しができるモード「段位道場」の最上級段位「達人」に合格。SNSでは「最年少合格では?」と話題になった。 5月14日に放送された番組では、画面を隠した状態でプレーする「画面隠し太鼓の達人」に挑戦した。パーマ大佐との対戦が決まるまで、一度も「画面隠し」をしたことがなかったというこころん君。本番約1カ月前に課題曲2曲が発表されたものの、学校もあり、まともに練習できたのは10回ほどだったそうだ。ノーミスでたたく「フルコンボ」ができるようになったのは1週間前だったという。 1曲目の「唱」(Ado)で自己最高得点となる95万9760点を獲得。ところがパーマ大佐がそれを1万3千点以上上回る点数をたたき出し、そこで闘志に火がついた。2曲目の対戦までの休憩時間に猛練習。パーマ大佐から「画面隠しは少し早めに打つと良い」というこつを聞き、「気持ち早め。油断しない」と自分に言い聞かせながら、精度を高めた。その結果、2曲目の「祝福」(YOASOBI)で自己ベストとなる99万点以上を記録。見事パーマ大佐を逆転した。「(得点が高すぎて)信じられなかった」と振り返った。 「ご褒美」として番組からゲームセンターに設置する大型扇風機3台が贈られた。「太鼓の達人」はプレー中の運動量がすさまじく、夏は首にタオル、冬でもTシャツ姿のドンだー(「太鼓の達人」プレイヤー)が多いという。扇風機は「GiGO イオンモール岡山」(岡山市)のほか、神戸、尾道市にあるこころん君行きつけの施設に設置された。たくさんのドンだー仲間やゲームセンターのスタッフからお礼を言われたという。 番組出演後、学校の友達から「すごいね」と話しかけられたり、YouTubeの登録者数が200人ほど増えたりと、多くの反響があったという。パーマ大佐はYouTubeで対戦を振り返り、「むちゃかわいいのに、手首から先がすさまじい。あれこそ『神業』」と敬意を表した。こころん君は「対戦は楽しかったし、パーマ大佐が優しく接してくれてうれしかった。また一緒にプレーしたい」と笑顔だった。