元旦マラソン廃止 射水市スポ協、参加者減
射水市スポーツ協会は19日までに、新湊地区と大門地区の2コース(各3キロ)で実施してきた「射水市元旦マラソン」を廃止するとホームページで発表した。協会によると、参加者の減少と安全確保に努める誘導などのスタッフの確保が困難になった。 マラソン大会は新湊地区では60回、大門地区では46回にわたり開催されてきた。新湊地区では元日午前0時にスタートすることから「日本一早いマラソン大会」として、市民ランナーから人気を集めた。 協会によると、10年前は両地区合わせて850~900人の市民が参加してきたが、今年1月の大会は約500人と減少傾向にあった。地域の体育協会の関係者に大会運営の協力を得てきたが、人繰りが難しくなったという。 協会の担当者は「歴史ある大会を終わらせるのはつらいことだが、事故があってからでは遅いので、理解してほしい」と話した。