ハミルトンとの「決闘」を楽しみにするルクレール、今季も挽回のチャンスあり「レッドブルF1とフェルスタッペンを打ち負かすのは僕たち次第」
シャルル・ルクレールは、2025年からフェラーリのチームメイトとしてF1史上最も成功を収めたドライバーを迎え入れることに不安はないと主張している。 少なくとも当初、ルクレールは「同じユーモアのセンス」を共有していて仲良くなったカルロス・サインツとのコンビ解消を決めたフレデリック・バスール代表に腹を立てていたと噂されていた。 ■ハミルトンとの「決闘」を楽しみにするルクレール そして今、『Corriere della Sera(コリエレ・デラ・セラ)』は26歳のルクレールに対し、来年は名声と影響力だけでなく、このスポーツ史上最も成功したドライバーとしてやってきた年上のハミルトンとの「緊張感ある対決」が待っていると伝えると、ルクレールはこう主張する。 「良い決闘になるだろうね。僕は競争が好きだし、チャレンジングなこと、特に新しいことが好きなんだ。それがF1の本質なんだ」 フェラーリから逃げることを一瞬でも考えたことがあるかと聞かれた時、ルクレールは「絶対にない」と力強く答えた。 来年、赤いオーバーオールを着る時、40歳になるハミルトンとうまくやっていけると彼は期待している。 「彼は単なる『ドライバーのルイス』ではない」とルクレールは認める。 「彼はより重要なキャラクターになっている。誰にでも当てはまるわけではない。F1にとどまることを好む人もいる。でも、彼は視野を広げたし、そのやり方は印象的だった」。 ■レッドブルとフェルスタッペンに勝つには僕たち次第 しかし、来年はハミルトンとルクレールという見事なジョイントナンバー1コンビが誕生するとしても、マックス・フェルスタッペンのドライバーとしての優位性は、レッドブルのクルマに関係なく、フェラーリが克服するのは難しいだろうと心配する声もある。 「ワールドチャンピオンになるには、最高のマシンとドライバーの組み合わせが必要だ」とルクレールは主張する。 「レッドブルなしでマックスがどうなるかわからないし、同様にマックスなしでレッドブルがどうなるかもわからない」 「今日時点では勝利の組み合わせだとしても、彼らを打ち負かすのは僕たち次第だ」。 ■フェラーリには挽回のチャンスがある そしてルクレールは、フェラーリはすでに2024年の早い段階でレッドブルに対して一歩を踏み出していると言う。 「フェラーリには挽回のチャンスがあると確信している。2023年に比べれば飛躍したけれど、まだギャップがある。だけど、最初のレースを見る限り、彼らよりも僕たちの方が向上しているよ」。