イチョウ並木の枝折れる 明治神宮外苑、都が調査
再開発が進む東京・明治神宮外苑でシンボルのイチョウ並木の枝が折れていたことが7日、東京都への取材で分かった。都によると、枯れたり、腐ったりした形跡はなく、原因を調べる。 都は明治神宮から6日に連絡を受け、イチョウ2本で複数の枝が折れているのを確認した。再開発の事業者は10月28日に樹木の伐採を始めた。イチョウ並木は保全するとしている。 樹木の大量伐採を伴う再開発には反対の声が相次いだ。事業者代表の三井不動産などは、都から樹木の保全策を示すよう要請され、3メートル以上の高木の伐採本数を削減するなど計画を見直した。