三笠宮妃百合子さまの通夜、三笠宮邸で営まれる…26日には本葬にあたる「斂葬の儀」
三笠宮妃百合子さまの通夜が24日、東京都港区の三笠宮邸で営まれた。喪主で孫の彬子(あきこ)さまや秋篠宮ご一家、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまら皇族方が参列された。
午後6時頃から始まった通夜には、皇族方のほか石破首相らが参列。彬子さまがひつぎの前で一礼された後、秋篠宮ご夫妻が続かれた。その後、白い布で覆われた室内の照明が落とされ、参列者全員で約15分間、百合子さまの冥福(めいふく)を祈った。
祭壇には、両陛下や上皇ご夫妻からの供物や皇族方から贈られた白い花が並べられ、通夜は30分ごとに参列者を入れ替えて行われた。
これに先立ち、宮邸では午後2時頃から、百合子さまのひつぎを通夜会場の広間に移す「正寝(せいしん)移柩(いきゅう)の儀」が行われた。
両陛下と上皇ご夫妻は慣例により一連の儀式に参列しないため、それぞれ午後3時半頃と午後4時頃に宮邸を弔問された。
通夜は25日も行われ、26日には文京区の豊島岡墓地で本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」が営まれる。