にんじんは冷凍できる!意外と傷みやすいにんじんを失敗せず冷凍するコツを野菜ソムリエが解説
【1】大きめに切る
加熱後に冷凍する場合、小さく切ってしまうとボロボロとくずれやすくなるため、大きめに切るようにしましょう。できれば面取りもしておくと、さらに煮くずれしにくくなります。
【2】やわらかくしすぎない
加熱して冷凍してあるにんじんを料理に使うとき、たとえば肉じゃがや筑前煮など、ほかの食材と一緒に煮込んで味をしみ込ませようとすると、にんじんだけが先に煮くずれてしまうことがあります。そのため、冷凍前の加熱の段階では完全にやわらかくなるまで加熱するのではなく、少し固いくらいにしておくのがおすすめです。
節約にもなる!にんじんの冷凍保存を活用しよう
にんじんのように土の中で育つ野菜は価格が変動しにくい、と思いきや、にんじんは種まき時期の雨の量やその後の気温によって収穫量や成長スピードが左右されてしまい、価格が意外と高騰してしまうことがあります。実際、今年2024年の春~夏にはスーパーでにんじんが高い!と感じた人も多かったのでは。 にんじんは冷凍することで保存期間を延ばすことができ、安いときを狙って買ったにんじんを1カ月ほど保存することができます。ぜひ冷蔵だけでなく冷凍も活用して、節約と時短をしながらうまく使っていきたいですね。 ■執筆/植松愛実さん 気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。 編集/サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
サンキュ!編集部