山手線事件、被害者と面識なしか 逮捕の女、車内で「殺そうと」
JR山手線外回りの御徒町―秋葉原を走行中の電車内で起きた切り付け事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された女と、襲われた乗客はいずれも面識がなかったとみられることが4日、警視庁万世橋署への取材で分かった。負傷者は4人で、警視庁が刃物を押収していたことも判明。署が詳しい経緯を調べている。 【写真】切り付けられたとみられる人を搬送する消防隊員ら JR山手線で刃物女 3日
万世橋署によると、女は20代とみられ、「人を殺そうと思った」と容疑を認めている。警視庁は車内で刃渡り十数センチの包丁を押収。女のバッグから別の包丁1本も発見した。 3日午後10時55分ごろ、秋葉原駅の駅員から「刃物を振り回している女がいる」と110番があった。