大垣日大が初戦突破 初出場の只見を降す 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第4日の22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、11年ぶり4回目出場の大垣日大(岐阜)が21世紀枠で初出場の只見(福島)に6―1で勝ち、前回出場した第83回大会(2011年)に続いて初戦を突破した。大垣日大は第8日(26日)第1試合の2回戦で、星稜(石川)と対戦する。 【過去には小芝風花さんも】歴代センバツ応援イメージキャラ ◇大垣日大・五島が18奪三振 大垣日大が投打に上回って快勝した。左腕の五島は緩急巧みに毎回の18奪三振で2安打1失点完投。打線は二回、高橋と袴田の適時打で2点を先取し、五回に米津の適時二塁打、七回に西脇の犠飛と効果的に加点した。只見は四回に山内友斗の適時打で1点差に迫ったが追加点が奪えず、酒井悠来ら3投手の継投も実らなかった。 ◇大垣日大・阪口慶三監督 (18奪三振の)五島は肩の力が抜け、腕を非常に柔らかく使っていた。試合展開次第で3、4点すぐに返されるのが今の野球。(中盤以降は)流れを渡さないように犠打で走者を送った。 ◇只見・長谷川清之監督 打撃練習が足りず、打つ方は大目に見たい。先発の酒井悠来が、力のあるチーム相手によく抑えてくれた。ベストゲームだったが、もうちょっと強気で欲を出してやれればというのが反省点。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。