「不安を覚えさせたら同棲できると」女性宅に侵入し衣類窃盗 京都府職員の28歳男を懲戒免職 大浴場の脱衣所で男児ら盗撮も
女性の家に侵入して衣類などを盗んだり、石川県内の宿泊施設の大浴場で、女児と男児の裸の動画を盗撮したりしたとして、京都府職員の男が懲戒免職処分を受けました。 京都府によりますと当時、丹後保健所に所属していた28歳の技師の男は去年10月、京丹後市で交際していたとみられる女性の家に侵入して衣類などを盗んだとして、逮捕・起訴されています。 また、逮捕後の調べで男のスマートフォンから、おととし9月に石川県内の宿泊施設の大浴場の脱衣所で撮影された、女児と男児あわせて2人の裸の動画が見つかり、追起訴されています。 府は、男が裁判で起訴内容を認めていることから、6日付けで懲戒免職処分にしました。 男は府の聞き取りに対し、窃盗事件については「女性の身の周りの物を持ち去ることで不安を覚えさせたら、同棲できると思った」、盗撮事件については「酩酊状態で、動機ははっきり覚えていない」としつつ「軽慮で愚かであったと思っている」と話しているということです。 京都府は「府民の信頼を損なう行為があったことは誠に遺憾」とコメントしています。
ABCテレビ