ネリー・コルダが出場5試合連続優勝の偉業達成

◆米国女子プロゴルフ＜シェブロン選手権　4月18～21日　ザ・クラブ・アット・カールトンウッズ（テキサス州)　6824ヤード・パー72＞ 【動画】優勝者の伝統行事…助走をつけて勢いよく飛び込むネリー・コルダの“衝撃”池ダイブ！ これが実際の映像です

　全米女子プロゴルフ協会（LPGA）の公式インスタグラムが更新され、ネリー・コルダの“池ダイブ”が動画で公開されました。

大会恒例の池ダイブを披露するネリー・コルダ　写真：Getty Images

　現地時間の4月21日に最終日を迎えた米国女子ツアーの今季メジャー初戦「シェブロン選手権」を通算13アンダーで制し、出場5試合連続優勝の偉業を達成したコルダ。 　ウイニングパットを沈めて勝利が決まった瞬間、左手で小さくガッツポーズを披露しキャディーと抱擁を交わす感動的なシーンも注目を集めましたが、試合後に更新されたLPGAの投稿には、もはや“おなじみ”の光景となった1本の動画が公開されました。 　同大会は2022年まで第1回からカリフォルニア州のミッションヒルズで開催され、優勝者が18番グリーン脇のポピーズポンド（池）に飛び込むのが恒例儀式に。 　昨年から戦いの場をテキサスに移したもののこの恒例儀式は引き継がれ、投稿には今大会を制したコルダが池にダイブする瞬間を収めた姿がアップ。桟橋から助走をつけて勢いよく飛び込み、キャディーらチームスタッフとともに笑みを浮かべ、優勝の喜びを分かち合うほほ笑ましい姿が公開されています。 　この投稿には「ナイスダイブ！」「これ大好き」と優勝者の恒例行事を待ちわびていたコメントや、「偉業達成おめでとう」「本当に素晴らしい」など祝福の声も寄せられ、戦いのプレッシャーから解き放たれたコルダの姿に大きな注目が集まっています。

ネリー・コルダ

1998年生まれ、フロリダ州出身。2018年「スウィンギングスカート台湾選手権」でツアー初優勝。すでに優勝経験のある姉・ジェシカとともに、米ツアー史上3組目となる姉妹優勝となった。21年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇。世界ランキング1位となり、東京五輪女子ゴルフで金メダルを獲得した。父は1998年「全豪オープン」を制したテニスプレーヤーのペトル・コルダ。