双子の競輪選手が揃って白星! 地元でミッドナイトG3が初開催「決勝で一緒に走りたい」
佐世保競輪場のミッドナイト「WTミッドナイトG3(GIII)」は17日、2日目を迎える。初日揃って1着スタートを決めた瀬戸ツインズ(晋作・栄作)に話を聞いた。 地元の長崎勢は4人全員が準決勝進出を果たした。20年12月の佐世保記念以来、地元GIIIで同時出場している双子の瀬戸兄弟はそれぞれ1着と最高の船出だ。 まずは4Rで弟の瀬戸栄作が1着。6Rでは兄の晋作も白星。4年前の地元記念以外でも、どちらかがS級、どちらかがA級で同時開催の出場はあったが、「同じ開催の同じ日に2人とも1着は初めて」のメモリアルな白星になった。 晋作は「自分も1着じゃないと(弟に)負けてるみたいだったので」と兄の威厳を示せて笑顔を見せた。栄作は「決勝で(兄と)一緒に走りたい」と力を込めた。初日特選組が散らばって準決勝はかなり厳しい戦いになるが、初連係を目指して気持ちは高まるばかり。弟の栄作は7Rで、兄の晋作は8Rでファイナル入りに挑戦する。(netkeirin特派員)