センバツ高校野球 浦学、準決勝へ「万全」 きょう第1試合で近江と /埼玉
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で7年ぶりの準決勝進出を果たした浦和学院は、大会第10日第1試合(30日午前11時開始予定)で近江(滋賀)と対戦する。選手たちは休養日の29日、兵庫県西宮市内で約2時間半、打撃練習などで汗を流した。 森大監督は「すごく良い雰囲気で試合に臨めている。開幕戦で大分舞鶴という素晴らしいチームと戦えたことが選手に良い影響を与えている」と大会の3試合を語る。練習では、3戦連続完投の近江・山田陽翔投手を「投打の軸」と捉え、似たタイプの右腕投手の球を打たせるシート打撃にも取り組んだ。「投手戦になると思う。良い投手なのでどう打ち崩すか。2、3点の争いで終盤勝負になる」 八谷晟歩主将は「準々決勝でミスが出たが、今日の練習で足りないところは補えた。万全な状態で臨めそう」と手応えを感じた様子で、準決勝に向け「悔いのないように全員野球で。先を見ず、一戦必勝で監督を信じてぶつかる」と力を込めた。【平本絢子】