【山口県】[周南市]市営住宅に大学生! 周南公立大学部新設で学生大幅増 アパート事情も変化
3人でシェアすれば家賃5千円
地域に若者が増えることだけでも大きな地域貢献。周南市の市営住宅では入居者の高齢化、家族の小規模化が進み、空き家も増えて地域コミュニティの活性化が課題となっている。このため「自治会活動への参加」などを条件に大学近くの市営住宅5戸を学生に提供することとし、1日から入居希望者の募集を始めている。 5階建ての市営住宅は1977年、78年建築だが、3DKの広さがあり、家賃は13,400円、または14,400円。3人までシェアして住むことができ、グループでも申し込める。3分割すると1人分が5千円以下と格安になる。 自治会役員の補佐、清掃活動、行事の手伝いなどの自治会活動に参加し、市住宅課に3カ月に一度、活動報告書を提出することなどが入居に条件になっている。 市営住宅の目的外利用による地域活性化策で、県内では宇部市が取り組んでいて周南市が2番目。同課では「思った以上に相談があり、需要がある」と話し、手応えを感じている。詳細は市のホームページの同課のページに掲載している。問い合わせは同課の市営住宅担当(0834-22-8282)へ。