「自分がやりたいことを一度書き出して…」高山都がオススメする“自分自身を見つめ直す方法”とは?
◆“これでいい”じゃなく“これがいい”で選ぶ
れなち:今回、旦那さんで写真家・映像作家の安井達郎(やすい・たつろう)さんがカメラマンをされていますが、達郎さんが撮る写真って、すごく前向きな感じがするというか、ナチュラルですよね。 高山:やっぱり、一緒に生活しているし、私のいいところも悪いところもブスなところも全部知っている人だから“一番フラット(な人)”というか。いい部分だけじゃなく、彼が思う私のチャーミングな部分とか人間くさい部分も入っているだろうし、自分じゃ分からないところまで俯瞰で見てくれていましたね。 * 高山:夫が「この本は山崎怜奈ちゃんみたいな子に読んでもらいたいね」ってすごく話していましたよ。 れなち:えっ!? なぜですか? 高山:私より(年齢が)ひと回り以上違うけど、そういうこれから大人として成長していって、大事にしていくものが見つかっていくような子たちに読んでもらいたいねって。 れなち:確かに、歳とともに好きなものが揺らがなくなってきて、同じものをずっと使うことの安心感を感じるようになってきました。 高山:本の冒頭で「“これでいい”じゃなくて、“これがいい”を大事にしています」と書いているんですけど、“で”を“が”に変えるだけで、ものをすごく大事にできるんですよ。“これがいい”って選んだものは、断捨離するときも残るんだよね。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」放送より)