1D、アヴリルのヒット曲がもはや懐メロ!? ソニーミュージックが「#ニュー懐メロ」プロジェクト始動
ソニーミュージックが19日、Z世代に向けて『#ニュー懐メロ』プロジェクトを始動した。ワン・ダイレクション、アヴリル・ラヴィーン、リトル・ミックスなど、2010年代前半の洋楽ヒット曲を「ニュー懐メロ」と称し、体験型の屋外広告やコンセプトムービーをはじめ、各種施策を展開する。 【動画】「#ニュー懐メロ」始まる コンセプトムービー 「#ニュー懐メロ」と定義するのは、ワン・ダイレクション「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」、アヴリル・ラヴィーン「ガールフレンド」をはじめ、ホット・シェル・レイ「トゥナイト・トゥナイト」、リトル・ミックス「ブラック・マジック」、ファレル・ウィリアムス「ハッピー」など、Z世代が学生時代に親しみ、懐かしさを感じている2010年代前半の洋楽ヒット曲。従来の「懐メロ」の概念をアップデートするZ世代に向けたプロジェクトとなっている。 背景として事前に行われたアンケートおよびインタビュー調査で、Z世代が2010年代前半の楽曲に「既に懐かしさを感じている」ことや、サブスクリプションサービスでは特定のアーティストだけでなく、「2010年代前半に流行した洋楽ヒット曲」のカテゴリで視聴されていることが判明。本プロジェクトの立ち上げに至ったという。 プロジェクト第1弾として、きょう19日から東急田園都市線渋谷駅の大型ボード「道玄坂ハッピーボードB」に、手持ちのスマートフォンをかざすだけで楽曲を視聴できる体験型の屋外広告の掲出が開始された(2月26日まで)。 この広告には、持ち運べる音楽としてZ世代から注目を集めるミュージックキーホルダーなどを展開する「The Music」が採用しているNFC技術を活用。音楽に物理的に触れる体験をリバイバルした演出も楽しむことができる。 また、全国のカラオケDAMとの連動キャンペーンとして、カラオケルームに設置されているデンモク上には、2010年代前半の洋楽ヒット楽曲をまとめたプレイリストを展開。ユーザーに合う楽曲を提案する「ニュー懐メロ診断」も3月31日まで実施される。 今後も「時節や行事などに連動した継続的な施策や、洋楽・邦楽の垣根を超えて拡大を図っていく予定」としている。 ■『#ニュー懐メロ』ステートメント 借りた。買った。貸した。 楽しみは、聴くだけじゃなかった。 今からほんの10年前、音楽は手に取るものだった。 レンタルビデオ屋まで自転車を漕いで、 慣れないパソコンでプレイヤーに移して、 イケてるアルバムは、クラスメイトに手渡し、聴かせた。 そうやって染みついたメロディは、思い出と一緒に再生される。 それってもう、懐メロだ。 懐メロを、ひと世代分、新しく。 『#ニュー懐メロ』、始まる。