能登地震の慈善ライブ 高雄で今夜 Fire EX.が呼びかけ、約30組が賛同/台湾
(台北中央社)南部・高雄市で16日夜、能登半島地震の被災地支援を目的としたチャリティーライブが開かれる。ロックバンド、ファイヤー・イーエックス(滅火器)の発案で、呼びかけに賛同した30組近くのアーティストが出演する。 現金で任意の金額を支払えば入場可能。物販の売り上げと合わせて全額が、地震発生を受けて衛生福利部(保健省)が開設した寄付金口座に振り込まれる。 滅火器のボーカル、サム(楊大正)は、年始に日本で立て続けに地震や事故が発生し、何か日本のためにしたいとずっと考えていたという。ライブは1週間以内に準備しなければならなかったとしながらも「みんなが二つ返事で応じてくれたのは本当にありがたく、これこそが台日友好の最高の表れだ」と語った。 高雄流行音楽センター内のライブハウス「海辺のカフカ」(海辺的卡夫卡)高流店で午後6時半から。電子楽器を使わないアコースティックライブの形式で行われる。 (王心妤/編集:田中宏樹)