浦和、松尾佑介が今季2号! 絶妙トラップ連発は「お風呂に長く浸かってるから、筋肉が緩んでる…」
◆明治安田J1リーグ▽第7節 浦和3―0鳥栖(7日・埼玉スタジアム、笠原寛貴主審。2万8576人) 浦和はホームで鳥栖に3―0で快勝した。 FW松尾佑介(26)は5試合ぶりに先発復帰し、4―3―3布陣の左ウィングに入った。「試合前は不安でしたけど、今日は気持ちが入っていた。前半の45分で燃え尽きるくらいの気持ちで入った。1対1になったら勝負していこう、相手を押し込んでいこうと思っていました」。得意のドリブルから何度もチャンスを作った。 1―0の後半8分、自陣右サイドでボールを奪ったDF佐藤瑶太の浮き球パスに快足で抜け出し、柔らかいタッチでトラップ。ゴール前で相手GKをかわし、右足シュートで追加点を決めた。「トラップした瞬間にGKが出てくるんじゃないかなと思ってて、良い感じにタイミングをずらすことができた。DFもいて、さらにラッキーもありましたけど入ってよかったです」。今季2点目に喜びをかみしめた。 得点シーンを含め、この日は絶妙なトラップを連発した。その理由については「特に意識はしてないですけど…。最近、お風呂に長く浸かっているので、その影響ですかね。筋肉が少し緩んでいる影響かもしれません」と、ジョークを交えて笑いを誘った。 ゴール後はFWチアゴサンタナに抱えられ、右手をグルグル回して喜んだ。「分からないけど、最近、僕が『チアゴ! チアゴ!』とずっと叫んでるので、ああいうことをしてくれたんだと思います。好きすぎるんだと思います(笑い)。チアゴからの愛を感じた。僕がいつも愛を伝えてるんで」と冗舌だった。 松尾は後半26分までプレーし、3―0の快勝に貢献した。「今日のように裏にランニングすることが点を取るためには必要になってくる。これからもう少し増やしていきたい」と力を込めた。
報知新聞社