抹茶カフェ…ウクライナでは“魚味?” 日本の抹茶アイス「こんなに美味しいの…」 ニュースだけでは分からない“リアル”③
■驚がくの“日本人” 「高級なスーツと靴で…」
ウクライナ人と日本人との気質は違う。ヴィクトリアさんは、大雪の翌日にサラリーマンらしき人物が、高級そうなスーツと靴を身に着けたまま雪かきに精を出しているのを目にして驚いたという。 「ウクライナなら、いいスーツを着ていたら、その人はあまりそんな仕事はしたがらないと思います。でも日本の社会では高いスーツを着ていても、『ああ、今日は雪が降ったから、私の仕事です』って。多分、『社長がそう言ったから、ちゃんとやりました』って」 「すごいと思いました。ウクライナ人なら『それ(雪かき)は私の仕事ではないです。なんでやらなければいけませんか』という気持ちになるんです」 「ウクライナのことを知ってもらえれば、ウクライナ人はみんな嬉しくなる」と話すヴィクトリアさん。戦争とは直接関係はないが、ウクライナのダンスや歌などを紹介するイベントなどに注目してもらうことも、大きな励みになると考えており、ニュースでとりあげてもらうことなどは「すごく嬉しい」と話した。 *対談は日本語で行われました。発言はなるべく本人の言葉を生かしながら、一部修正を加えています。