世界にアピールするチャンス、台湾開催のTCCFで映画やドラマの企画を募集中
アジアのコンテンツビジネスの祭典「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」が11月5日から8日まで台湾・台北南港展示センターで開催。7月31日の現地時間17時までPITCHINGの企画を募集しており、日本のクリエイターも参加可能となっている。 【画像】2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」開幕式の様子 台湾・文化部(日本の文科省に類似)によって創設された台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)が主催する同企画。映画、ドラマ、アニメーション、コミック、ゲームなど幅広いジャンルの作品や企画が世界中から集まったコンテンツ業界のプロフェッショナルに紹介され、交流や商談が行われる。 PITCHINGは参加者が企画をプレゼンし、国内外の出資者から支援を募ることができるもの。映像化に期待のかかる映画やドラマの企画を紹介する「Project to Screen」と、主に台湾の小説やエッセイ、マンガなどの映像化を目指す「Story to Screen」という2つの部門が用意されている。 「Project to Screen」では長編映画、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーの企画を募集しており、選ばれた企画はコンテンツ業界のプロフェッショナルの前でプレゼンすることが可能。またTAICCAがさまざまな業界のパートナーと連携して賞を設けており、今年の賞金総額は現時点で240万台湾ドルに達している。昨年は、台湾と日本によるドキュメンタリープロジェクト「雪水消融的季節」が大賞にあたるTAICCA X CNC AWARDを受賞し、3万米ドルを獲得した。 参加方法などの詳細は「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ」の公式サイト(https://www.tccf.tw/en/pitching)で確認してほしい。なおTCCFには日本のクリエイターだけでなく、各国の企画と出会うため日本のバイヤーも参加することができる。