「ふじまつり」への来場を呼びかける藤岡観光大使の里園侑希さん。

　豊田市藤岡地区の「ふじの回廊」（豊田市御作町）で現在、「藤岡ふじまつり」が開催されている。（豊田経済新聞） 【写真】豊田・藤岡地区で「ふじまつり」　御作小でステージイベントも 　同地区のシンボルの「藤」が満開になる大型連休に合わせて開いている同まつり。メイン会場の「ふじの回廊」（御作町）は御作（みつくり）小学校と城ヶ根山遊歩道を結ぶ372メートルの散策路で、毎年この時期になると「九尺藤」「紫三尺」「八重黒竜（やえくろりゅう）」「シロバナ藤」の4種類の花が藤棚を彩り、来場者の目を楽しませている。 　大型連休前半の4月27 日・28日には、同小のグラウンドに設けたステージで豊田大谷高校ダンス部のパフォーマンスや伝統武芸「棒の手」による実演、地元バンドによる演奏などが行われ、多くの人でにぎわいを見せた。 　小学校周辺の散策路には、アユの塩焼きや地元で採れた蜂蜜などの特産品を販売する店や商工会、シルバー人材センターなどによるバザーが出店し、見頃を迎えた藤の花を眺めながら買い物を楽しむ来場者の姿が見られた。 　入場無料。5月5日まで。3日～5日には県緑化センターで「みどりフェスティバル’24春」を開催。植木や花苗の即売や青空マーケットなどを行う。