<衣替え>まだの人、必見!「日焼け止めが残った衣類がピンク色に変色…」夏物をしまう前にやっておくべきお手入れのコツを家事アドバイザーが指南
今年は秋になっても暑い日が続いたため、衣替えをしそびれているという人もいるのではないでしょうか? 在宅介護をしているかたは高齢の親が身につけた夏物の衣類や、冷房が気になるときに羽織ったもの、日差しを避けるために被った夏物の帽子など、そのまま放置していませんか。来シーズンも心地よく着用するための、夏物のお手入れやしまい方について、家事アドバイザーの矢野きくのさんに教えてもらいました。 【画像】塩素系漂白剤に日焼け止めが反応した時の写真。白い衣類がピンク色に
この記事を執筆した専門家
節約・家事アドバイザー・矢野きくのさん 節約・家事アドバイザー。防災士の資格を持つ。家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』(講談社)、『「節電女子」の野菜レシピ!』(アスコム)、『50代からの自宅の片づけ 実家の片づけ』(扶桑社ムック) など。https://yanokikuno.jp/
衣替えに最適な時期になってきた
10月になっても夏日(25度以上)続出。地域によっては真夏日(30度以上)になるところもあり、衣替えはいつやったらいいのか悩んでいるかたも多いのではないでしょうか。 気象予報によると、10月も後半になれば多少は気温の高い日があっても、季節は一気に秋冬に向かっていくと言われています。そろそろ本格的に衣替えをしてもよい時期でしょう。 今回はまだ衣替えをしていないかたや、衣替えをやったけれどただ入れ替えただけで特別なケアはしなかったというかたに、夏に身に着けたアイテムをしまうときの方法をご紹介します。
洗濯忘れがないか今一度確認を
衣替えをするとき、さすがに洗濯をせずにしまうかたはいないとは思いますが、意外と忘れがちなのが、夏場に活用した薄手の羽織物です。シニアのかたはとくに「エアコンが苦手、電車の中が寒い」等で、羽織物を利用されることも多いと思います。 羽織物は、下にシャツ類を着ているから毎回は洗濯していないというかたも多いでしょう。重ね着をしていていも、首周りや袖口など直接肌に触れていますので、長期保管する前には洗濯が必要になるのです。 1度でも袖を通したものは全て洗濯しているかどうか、今一度チェックしてみてください。 アウターでも首や袖口などは直接肌に触れているので汚れがついている