1軍でも輝けるか…ヤクルト、ファームで躍動している選手(2)スワローズにまたも “打てる捕手”が!?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が必須。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは、今季ファームで躍動している東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
橋本星哉
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/85kg ・生年月日:2000年9月18日 ・経歴:興国高 - 中央学院大 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位 プロ2年目の今季は猛アピールが実り、支配下契約をもぎ取った橋本星哉。強打の捕手として大きな期待が寄せられている。 中央学院大では4年時から正捕手の座を掴み、2022年育成選手ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。 ルーキーイヤーは二軍で70試合に出場し、打率.282、2本塁打、14打点と非凡な打力を発揮した。 プロ2年目の今季もファームで結果を残し、5月に支配下登録を奪取。7月に行われたフレッシュオールスターでは「5番・中堅」でスタメン出場し、2安打4打点の活躍でMVPに輝いた。 ファームではここまで93試合に出場し、打率.252、6本塁打、36打点、8盗塁をマーク。打撃で結果を残す一方で、盗塁阻止など守備面で課題を残し、一軍昇格には至っていないが、着実なステップアップを示している。 外野手としても起用されており、選択肢を広く持ちながら、一軍昇格のチャンスを狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部