【独自】「3度目チャレンジしたい」維新・馬場代表『大阪都構想』へ意欲 吉村代表・横山幹事長も否定せず 「しつこい!」と言う大阪市民も
■住民投票を「大阪府民全体」に 馬場代表が言及
馬場代表は、さらに住民投票の投票権の対象を変更することにも言及。現在の法律では、投票権は大阪市民のみに限られているが、これを大阪府民全体に広げようというのだ。 日本維新の会 馬場伸幸代表:一つの財布に大阪府と大阪市のお金を入れて、大阪府下全体・大阪都で使っていく。(大阪市民以外の府民に)投票してもらうことは不合理なことではないと思う。 -Q.(府民全体が投票できるよう)法改正を視野に入れて? 日本維新の会 馬場伸幸代表:やるということになれば、維新の会のみならず国会でも議論しなければならないことになりますので、皆さんと協議しながら進めていく。 都構想への3度目の挑戦について、維新の幹部が具体的に言及するのはこれが初めてのことだ。 街の人は、どう受け止めるのだろうか。 豊中市民・賛成:僕、賛成ですよ大阪の活性化につながると思うし。(Q府民全体が投票するのは?)いいじゃないですか。僕ら豊中市だから大阪市民じゃないけど、全部いろんな意見も集約して。 大阪市民・反対:反対。このままでええ、大阪は。大阪弁で言うたら『しつこい!』。腹のうち見えてんねん。『イエスになるまでやったろか』。 また自民党市議の関係者は関西テレビの取材に対し、「住民投票は多額の税金をつぎ込み2回も実施された。勝つまでやるのが本当に民主主義なのか」。 また公明党市議は、「都構想は終わった話。府市一体化条例も作ったし、今やる理由が見出せない」などと話した。 にわかに浮上した「3度目の大阪都構想」。今後、波紋を広げそうだ。 (関西テレビ「newsランナー」2024年6月10日放送)
関西テレビ