AI時代のラインアップ強化 Dynabook、発売35周年で新商品やイベント
Dynabookは、世界初のノートパソコン(PC)「Dynabook」を発売して35年を迎える。新製品の投入と同時に、「〝世界初ノートPC『dynabook』誕生から35周年〟をフックとした各種連動施策を実施していく。特に製品面では「さらにパフォーマンスを求められるAI(人工知能)時代のdynabookを訴求」(同社)していく戦略だ。 快適なエッジAI処理を実現するプレミアムモバイルノートPCとして、新たに「dynabook R8・R7」を商品化、今月19日から順次発売を開始した。 また、イベント関連では、8月9~10日には「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を開催するのをはじめ、来年1月まで継続して35周年連動施策を打ち出していく予定。 新商品は、高性能と省電力を両立したインテルCore Ultraプロセッサーを搭載し、AI専用エンジン「インテル AI Boost」(Neural Processing Unit=通称NPU)、「インテル Arc グラフィックス」(Graphics Processing Unit=通称GPU)を内蔵。 また、同社独自技術の「エンパワーテクノロジー」によりその高性能を安定して維持できる。新たに採用した高速LPDDR5X-6400メモリーや、「Copilot in Windows」と関連する機能が呼び出せる「Copilot」キーにより、AIの活用を加速させる。 さらに、新商品は軽量の低消費電力IGZOパネルの採用により、14.0型液晶搭載でありながら重さ約899グラム(従来モデルに対し約41グラム減)の軽量化を実現。さらに、消費電力を抑え長時間バッテリー駆動(約9時間〈動画再生時〉、約20.5時間〈アイドル時〉)を実現している。
電波新聞社報道本部