「トラクターデモの女たち、欧州なら頭に銃弾の穴が開いた」韓国警察が書き込んで俎上に
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束などを求めてトラクターの上京デモに出た農民たちが警察に阻止されると、現場に駆けつけて徹夜で対峙を続けた市民たちを侮辱する警察の書き込みがコミュニティに投稿されて俎上に上がっている。 22日、会社員コミュニティブラインドに警察庁所属とみられる作成者Aさんが「最近、小さい女の子たちはなぜこんなに気が気でないのか」というタイトルで書き込んだ。 Aさんは「とっくに禁止通告をしておいた無差別的なトラクター上京のせいで車の壁を立てて阻んでいたら、トラクターを持ってきて警察バスに突っ込み、歩道まで乗り込んで無防備状態のわが職員にまで突進する犯罪者農民たちを擁護するMZXはいったい何を考えているのか」と書いた。 また「力のない農民を無知な警察が過激に鎮圧すると、女性向けサイトや左派専門デモ隊に扇動されてあふれ出て、寒い中で明け方から12時間以上苦労するわが若い職員たちに何の罪があるのか」と書いた。 Aさんは「誰でも捕まえて糧穀管理法が何かと聞けば、きちんと答えるやつがいるだろうか」として「指揮部ももどかしい。欧州だったら、このような殺人未遂に特殊公務執行妨害事犯の頭に銃弾の穴を開けていたのに」とも書いた。さらに「まだすべての道路を占拠し、路上で泣き言を言うのを受け入れるのが正常なのか」として「大韓民国の公権力は本当にバカバカしい」と書いた。 これに先立ち、尹大統領の処罰を促し、16日から全南(チョンナム)と慶南(キョンナム)でそれぞれトラクターデモに出た全国農民会総連盟、全国女性農民会総連合など全琫準(チョン・ボンジュン)闘争団は21日正午ごろ、ソウル瑞草区南泰嶺(ソチョグ・ナムテリョン)に至ったが、警察に阻まれて止めざるを得なかった。 ソウル警察庁は、「深刻な交通不便を招きかねない」と制限通告した後、彼らの進入を阻止した。対峙のニュースを聞いた市民たちが南泰嶺駅に集まり、農民と市民たちは警察と28時間以上対峙した。結局、警察は、22日午後4時40分ごろ、竜山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)の大統領官邸に行く道を開いた。