豪雨被害に伴い一部区間で運休が続くJR米坂線について、復旧への機運を高めようと2024年8月に開催される「米坂線復活絆まつり」のキックオフイベントが米沢市で開かれました。 　2022年8月の豪雨により長井市の今泉駅と新潟県の坂町駅の間で運休が続いているJR米坂線。復旧に向けた機運を高めるため、2024年8月に「米坂線復活絆まつり」が開催される予定です。 　きょうは沿線の市長や町長らが出席しまつりの実行委員会の設立総会が開かれました。そして「米坂線復活絆まつり」は、米坂線が全線開通した「8月31日」に合わせ小国町で開催されることが了承されました。 またキックオフイベントでは、米沢を拠点に観光PRを行う「やまがた愛の武将隊」が演武を披露。 　そして、置賜農業高校3年の平光紗緒理さんと白田栞歩さんが2年前まで米坂線で通学していた佐藤風馬さんからの手紙を代読しました。 「勉学に励む若者、あるいは交通弱者といわれる老人や子ども、さらには多くの沿線住民に困難と苦労を与える米坂線の不通を早急に改善し復活が現実のものになるようお願いします。」 　米沢駅に駆け付けた吉村知事は米坂線復旧への思いを語りました。 【吉村知事】 「この米坂線を皆で復旧、復活したいという思いがとても強いので、その熱意を持続させていく、皆で盛り上げていくことがとても大事だと思っています。県民の皆様、また県外の皆様もぜひこの機会に米坂線にご乗車いただいて応援していただきたいと思います。」