平田樹と三浦彩佳の日本人同士の対決が実現。平田「いい仕事をする」、三浦「2階級制覇も視野」【ONE】
アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE165:Rodtang vs.Takeru」(2024年1月28日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が12月18日、都内で開催された。 同大会では元K-1 WORLD GP 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)のONE初参戦と元ONE世界ライト級王者の青木真也(フリー)の参戦が発表されている。武尊はONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/ジットムアンノンジム)と、青木は2022年11月のサイード・イザガクマエフ戦以来のMMAマッチでセージ・ノースカット(アメリカ)と対戦する。 この日は5つのカードが発表された。アトム級総合格闘技(-52.2kg契約)で平田樹(Serra-Longo Fight Team)と三浦彩佳(Tribe Tokyo MMA)の日本人対決が実現する。 平田は前戦で初のアトム級ランカーとの対戦でハム・ソヒに判定負けを喫し、今回が再起戦となる。ONEでの戦績は9戦7勝2敗。
三浦は2022年1月にONE女子ストロー級世界王者ション・ジンナンに挑戦するも判定負け。その後もダヤン・カルドーゾ、ダニエル・ケリーに敗れ3連敗となるが、今年11月に中国のメン・ボーに1Rで一本勝ちを収め連敗脱出。ONEでの戦績を8戦5勝3敗とした。今回は三浦が階級を1つ上げての対戦となる。 会見で三浦は「本当にこのカードが組まれるんだなというのが正直な感想。ただ、日本大会に出るのが初めてでファンの皆さんとか応援してくださっている方とかに直接見てもらえるのが久しぶりなので日本で試合ができることがうれしい。あと、アトム級に階級を落とすので、新たな挑戦。2階級制覇も視野に入れている。可能性を広げるチャンスを与えてくれたONEには感謝している」と2階級制覇への意欲を口にした。平田については「そもそも平田選手はアトム級で、私はストロー級でずっとやっていくつもりだったので、カードが組まれるとは思っていなかった。そういう目線で平田選手を見ていなかった。一選手として頑張ってほしいと思っていた。今は試合をすることになったので、精いっぱい試合をしたいと思っているという感じ」などと語った。