NISAを始めたいのですが、投資の知識が全くありません。さすがに無知では損をするだけでしょうか…。
新NISAで損をしないためのポイント
最後に、新NISAで損をしないためのポイントをいくつか紹介します。 ・運用コストを確認しておく 新NISAで金融商品を購入すると、販売手数料(購入時手数料)、信託報酬(運用管理費用)、信託財産留保額などの運用コストがかかります。利益よりも手数料が上回った場合は損する可能性がありますので気をつけましょう。 特に長期投資では運用期間が長くなるほど運用コストがかさんでいくため、手数料が高い商品には注意が必要です。運用コストができるだけ安い商品を選ぶのが新NISAで損をしないための大事なポイントです。 ・無理のない範囲で投資する 新NISAで損をしたくないのであれば、投資額は無理のない範囲に設定したほうがよいでしょう。新NISAの年間投資枠は合計で360万円です。この枠を埋めようとして無理な投資を行うと、日常生活を圧迫してしまいかねません。 また、万一相場が下がったときに焦って売却すると、元本割れで損する可能性もあります。新NISAを始めるのであれば、余剰資金の範囲内で行うようにしましょう。 ・投資の知識を身につける 投資の知識を身につけることも大切です。知識がない状態で投資を始めると、ハイリスクな商品や手数料が高い商品に手を出してしまう可能性があります。投資詐欺にだまされるリスクもありますので、注意が必要です。 新NISAで損をしないためにも、新NISAを始める前に書籍や金融庁のサイトをチェックするなどして、最低限の知識を身につけておいたほうがよいでしょう。
新NISAはお得な制度!無理のない範囲で始めてみては?
新NISAは利益に対して税金がかからないお得な制度です。ただし、元本保証がない、損益通算や繰り越し控除ができないといったデメリットもあります。 新NISAで損をしたくないのであれば、販売手数料や信託報酬などの運用にかかるコストをよく確認しておきましょう。投資額を無理のない範囲にすることや知識を身につけることも大切なポイントです。全く知識がないという方は、まずは金融庁の公式サイトをチェックして、新NISAへの理解を深めてみるとよいでしょう。 出典 金融庁 新しいNISA 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部