販売に向けて用意された寄せ植え

　エクセラン高校（長野県松本市）で12月2日午前10時から、普通科園芸農業コース2年生が手掛けた寄せ植えの販売会が開かれる。クリスマスや正月向けに洋風・和風の約100鉢を用意し、生徒たちが多くの来校を呼び掛けている。 　2年生27人が丹精した葉ボタンやアリッサム、パンジーをはじめ、クリスマスツリーをイメージしたコニファーや鮮やかなガーデンシクラメンなどを多彩に組み合わせた。正月用は松やコケを植え込んだ盆栽風の鉢やナンテンを添えたものなどがそろう。 　感染症禍前に恒例となっていた市民対象の寄せ植え講習会に代わり、昨年度開いた販売会が好評だったことから今年は数を増やして準備した。保坂春希さん（16）は「色のバランスを意識して作った。季節の花の香りや見た目を楽しんでもらえれば」と話している。 　会場はガラス温室。1鉢1000～2000円で、大型の葉ボタンなども販売する。