小林幸子VS柴田理恵、会見で地元自慢対決! 熱弁ぶりに判定役・古川雄大タジタジ「決められない」
NHKの特集ドラマ『コトコト~おいしい心と出会う旅~』富山編・新潟編 完成会見が29日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の古川雄大、新潟編に出演する小林幸子、富山編に出演する柴田理恵が出席した。 【写真】黄色のスーツ姿が華やかな小林幸子
本作は、百貨店のバイヤーの主人公・結稀宏人が、日本全国の魅力的な食材を探して全国各地を旅する人情グルメ物語。富山編には、富山出身の柴田理恵が野菜に愛情をそそぐ農家・三盃和代役で出演し、新潟編には、新潟出身の小林幸子が十日町市にあるスナックのママ・泉優華役で出演する。 主演の古川は「すごくゆったりとした空気が流れたドラマだなと感じました。主人公・宏人のマイペースさもあり、現地で撮影したからこそ撮れた画の力もありますし、作品のテンポ感も含め、すごくゆったりしたドラマだなと。そして、心に染みわたってくるドラマだなと思いました。気づいたら最後に心が温まっているような、コトコト煮込んだスープを飲んでいるような感覚になるドラマに仕上がっています」と作品の魅力を語った。
会見では、小林と柴田が地元の魅力をそれぞれ挙げ、より魅力的に感じた県を古川が判定するという“地元自慢対決”も行われた。 まずは「食」をテーマに対決し、小林は「なんといってもお米でございます。そちらもおいしいんだけど、魚沼のコシヒカリといえば新潟です!」とアピール。続いて柴田が「立山連峰に降り積もった雪が解けて、雪解け水となって、ミネラルいっぱいの水が、米を育て野菜を育て、そんな水を吸った野菜、米がおいしくないわけがない! そしてその雪解け水は富山湾に流れ込み、魚が富山湾に迷い込んだら、こんなにおいしい水があるんだったらここ以外どこも行きたくないと。最高の魚、米、野菜、酒!」と熱弁すると、小林も「新潟だって負けていませんよ! 新潟は日本一の豪雪地帯。雪の下に雪下にんじんがあるんです!」と反撃し、古川は「決められないです。食に関してはドローです」とタジタジに。 続いて「食」をテーマにバトルが繰り広げられ、柴田が立山連峰の魅力を熱弁すると、小林は佐渡島をアピール。さらに小林が「棚田の美しさ。私もお米を作ったりしているんですけど」と話すと、柴田は「おいしいよね」と共感し、小林も「富山もね」と互いの県を褒め称えた。 古川は「お二人のプレゼン力がすごく圧倒されていますし、お二人に絆が生まれてうれしくなっています」とコメント。判定については「決められません」と引き分けとし、「僕も行かせていただいて良さを知りましたし、2人のお話を聞いてさらに知りたくなったところもあります。このドラマはそれぞれの県の特色がふんだんに盛り込まれているドラマになっていて、そこで巻き起こる人間ドラマも、その県の特色が反映されているので、ぜひ皆さんにご視聴いただいて、どっちがいいか決めていただけたら。判断を皆さんに委ねます」と話していた。 なお、富山編はBSP4Kで12月7日(21:00~21:59)、BSで12月8日(16:30~17:29)、新潟編はBSP4Kで12月14日(21:00~21:59)、BSで12月15日(16:30~17:29)に放送。また、総合でも2024年度冬に放送(日時の詳細は未定)。