村山地域の野菜、たっぷり 38店舗、きょう2日から料理フェア
村山地域の伝統野菜や特産野菜を使った料理を協賛店で提供する「やまがた野菜・イタリア野菜&フルーツ 料理フェア」が2日から始まるのを前に、オープニングイベントが10月31日、山形市のレストラン「CONFETTI(コンフェッティ)」で行われ、出席者が料理を試食した。 生産者や流通関係者、山形学院、山辺両高の生徒など10人が参加。会場には、イタリア野菜「ビーツ」を使ったシュー生地にフレッシュチーズやナッツを詰め込んだ逸品と、チキンレッグとやまがた野菜のスープカレーが並んだ。 同店で提供するスープカレーは、金谷ごぼうや山形赤根ほうれんそう、蔵王かぼちゃの特徴を引き出すようにそれぞれ調理し、スパイシーなスープとマッチさせた。出席者は料理を味わい、「見た目が美しく、味もおいしい」などと感心した様子だった。 「やまがた野菜」は村山地域の伝統野菜や特産野菜の総称で58品目が認定されている。イタリア野菜は寒暖差の大きいイタリア北部と似た気候を生かし、河北町などで栽培されている。
フェアは県村山総合支庁などでつくる「やまがた野菜推進協議会」が主催。村山地域の38店舗が協賛し、旬の野菜や果物を使ったオリジナルメニューを提供する。24日まで。協賛店は県のホームページで確認できる。