【陸上】弘山勉氏が4月からスターツ監督に就任「新しい陸上競技部を牽引していきます」
スターツは3月15日、今年4月から弘山勉氏が監督に就任することを発表した。 弘山氏は栃木県出身の57歳。筑波大では箱根駅伝に4度出場し、卒業後は資生堂で競技を続け、90年の別府大分毎日マラソンで3位、同年の福岡国際マラソンでは2位と活躍した。 弘山勉・筑波大男子駅伝監督の後任として木路修平コーチが昇格 新体制で箱根駅伝目指す 現役引退後は資生堂のコーチ、監督として指導に携わり、妻で3度五輪に出場を果たした弘山晴美、19年ベルリン世界選手権マラソン代表の藤永佳子らを育てた。 15年からは母校の筑波大の長距離コーチに就任。駅伝監督として2019年の箱根駅伝予選会で6位に導き、第96回箱根駅伝に26年ぶりの出場を果たしていた。 弘山氏はホームページを通じて「選手として、指導者として、私がこれまでに経験してきた“挑戦”、培ってきた“ノウハウ”、養ってきた“マネジメント術”、学んできた“知識”など、これらの全てを注ぎ、陸上競技部の発展と選手の自己実現に貢献したいと思っています」とコメント。「私が目指すスタイルは、より多くの方々とロマンを共有することです。スポーツと文化を愛するスターツの一員としての誇りを胸に、新しい陸上競技部を牽引していきます」と挨拶した。 スターツ陸上部は2000年11月に創設。2008年に全日本実業団対抗女子駅伝に初出場を果たしている。昨年の全日本実業団対抗女子駅伝では13位だったが、直後に中村悠希監督が退任していた。
月陸編集部