６回、選手交代を告げ、ベンチへ戻る新庄監督（撮影・西岡正）

　「西武４－０日本ハム」（１日、ベルーナドーム） 　日本ハムの新庄剛志監督は５回７安打４失点で２敗目を喫したバーヘイゲンについて「やっぱりあれだけタダで走られたら短期決戦はやっぱ厳しいっすよね」と評した。 【写真】悲壮感がエゲツない　不安を露呈し汗をぬぐうバーヘイゲン 　クイックが遅く、西武に計４盗塁を許した。走者を出したイニングは全てスチールを決められ、ＣＳに向けて不安を露呈した。本人は「球自体はそこまで悪い感じではありませんでした。スライダーやストレートは球速もよかったですが、ゴロがアンラッキーな所に飛んでしまった。また、相手はここ４試合で３試合対戦しているので、自信を持ってスイングをされてしまいました」と降板後にコメント。だが指揮官は「フォアボール一つでセカンドに行かれて一打で。まだ次の試合もありますから、ちょっと考えないといけないですよね」と言う。 　ブルペンでの起用になるかの問いには「いや、まだ考えてない。その辺は」と語った新庄監督。２位確定後３連敗となり、打線の状態も落ち気味だが「だいじょうぶ、だいじょうぶ。２位になってほっとしてるんすよ。最後の２試合は気合を入れてね、やってもらわないと」と前を向いた。