Xゲームズに“女王集結” 四十住さくら&スカイ・ブラウン「一緒に表彰台乗れなかったら罰ゲーム」 【スケボー女子パーク】
8月に行われたパリ五輪のスケートボード女子パーク。表彰台に上ったのは、金メダルのアリサ・トルー選手(14歳)、銀メダルの開心那選手(当時15歳)、銅メダルのスカイ・ブラウン選手(16歳)の3人。共通点は、いずれも年齢が10代半ば。 【画像】パリオリンピックのスケートボード女子ストリートで表彰台を独占した“日本ゆかり”の選手たち 競技は異なりますが、「初老ジャパン」と話題になった馬術の銅メダルメンバー最年長・大岩義明選手(48歳)の年齢に、3人足しても下回るほど若い。 そして、もう1つの共通点が、いずれも日本人の母を持ち、アリサ・トルー選手は「愛理沙」、スカイ・ブラウン選手は「澄海」と漢字での名前も持っているんです。 そんな3選手に加え、東京五輪金メダルの四十住さくら選手らが出場するのが、9月20日に開幕する、アクションスポーツの国際大会XゲームズCHIBA2024。 日本では3年連続3回目の開催となりますが、なかでも大会を楽しみにしているのが四十住選手とスカイ選手。学年で7つ差の2人ですが、四十住選手が中学1年生の時からの親友だと言います。 四十住「大会でも、世界を一緒に回ってたくさん思い出がある。悔しいときもうれしいときも絶対一緒にいる。大親友のスカイと一緒に楽しみたいと思います」 四十住選手は、日本初開催となった22年に金メダルを獲得。今回が2回目の出場となりますが、スカイ選手は今回が日本開催初出場。さらに、大会後には手術も控える中で出場を決めたそうです。 スカイ・ブラウン「いつも大会前は、さくらと練習しているし、お互いに刺激し合って成長できている。日本は私のホームでとても愛がある。日本でXゲームズ初出場なので、ちょー楽しみ。Xゲームズはめっちゃ好きな大会なので出たいと思った」 過去3年間でXゲームを制したの下記の選手たち。 22年 日本開催 四十住さくら 22年 米国開催 スカイ・ブラウン 23年 日本開催 開心那 23年 米国開催 アリサ・トルー 24年 米国開催 アリサ・トルー 4人が金メダルを分け合っていますが、今大会誰が金メダルを獲得するか四十住選手に聞いてみました。 四十住「スケボーのスタイルが違うから、(スカイ・ブラウン選手と)2人で金メダルを取りたい(笑)一緒に表彰台に乗りたいと思います。一緒に表彰台に乗れなかったら罰ゲームがあるんです(笑)」 メダルを争うライバルでありながら、ともに高めあう大親友の2人。そんな競い合うだけではないスケボーの魅力を、パリから舞台を移した千葉で見られるのではないでしょうか。 【スケートボード女子パーク 主な出場選手】 パリ五輪金メダル アリサ・トルー(オーストラリア/日本) パリ五輪銀メダル 開心那(日本) パリ五輪銅メダル スカイ・ブラウン(イギリス/日本) 東京五輪金メダル 四十住さくら(日本) 21年米国大会銀メダル 手塚まみ(日本) 23年千葉大会銅メダル 藤井雪凛(日本)