宇部に「小熊屋加厘」 湯田に次ぐ2店舗目、「小熊のおやつ」提供も
カレー店「小熊屋加厘(こぐまやかれー)」(宇部市黒石北3、TEL 070-2222-3129)が、宇部にオープンして2カ月がたった。オープン日は11月2日。(山口宇部経済新聞) 【写真】同店が提供するカレー 運営は、創作料理店「新創作 こ熊や」(山口市湯田温泉1)などを経営する「こ熊や」(同)で、カレー店の出店は2022年4月にオープンした湯田店に次ぐ2店舗目となる。 店舗面積は35坪。場所はゆめタウン宇部近くで、古民家を改装した店内に個室3部屋とテーブル席を合わせて28席備える。同社事務担当の福永由香里さんは、「コロナ禍にオープンした湯田店は完全個室で、市民の方はもちろん海外旅行客などにも受け入れられてきた。宇部店は開放感があり、ゆっくりと一息できる空間を目指した。窓から自然光が入るので、庭を眺めながら食事を楽しんでほしい」と話す。 提供するカレーは季節ごとにテイストを変え、常時6種類を用意する。現在は、30種類以上のスパイスやみそ、カツオだしなどを合わせた「チキン&オニオン」のほか、「牛すじブラック」「ガーリックシュリンプ」「アラビアータ」「たらこバター」、子どもや辛い物が苦手な人向けの「辛さ1/8」から2種類を選べる。 メニューは、カレーやモッツァレラチーズカツ、レモンとパセリのソーセージなどが乗る「小熊のプレートセット」(2,200円)のほか、豚ロースカツ、牛すき煮などが乗る「ミートプレート」(2,350円)、「平日限定ランチプレート」(1,580円)などを用意。セットには、生野菜を使った飲むタイプのサラダと、デザートが付く。 同店では「新たな試み」として、ランチタイム後に「アフタヌーンティータイム」を設ける。福永さんは、「湯田店の開店から2年がたち、SNSなどで野菜を添えたビジュアルのカレーを見て、『こ熊やカレーだ』と少しずつ認知されてきたように思う。見て楽しめるものを大切に考えており、ティータイムにはミニスタッフの小熊がスイーツをお届けする」と話す。 ティータイムに提供するのは、選べる生ブリュレ、アイス2種orケーキ、季節のフルーツが付く「小熊のおやつ」(単品=1,100円、プチセット=1,500円)のほか、自家製プリンタルト、米粉クッキー熊もなか、かぼちゃのケーキ、生チョコ、ドライフルーツとクリームのサクサクサンド、季節のフルーツが付く「小熊のぜいたく」(単品=1,500円、プチセット=1,900円)、「小熊のセット」(ドリンク、プチカレーorスムージー付き、1,700円~)など。 福永さんは「大家さんや地域の方もとても温かい人ばかり。少しでも恩返しできるように、地域の皆さまに愛される味を目指していきたい。『なんか居心地が良い、なぜか楽しい』そんなほっと一息つける場所になれたら」と話す。 営業時間は、ランチタイム=11時~15時、アフタヌーンティータイム=14時~17時。水曜定休。 ※小熊屋加厘の「加」に使う漢字は口へんに加が正。同じく「厘」は、口へんに厘
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