今いくよさんお別れの会 今くるよのあいさつ全文
4日夜に大阪市中央区のなんばグランド花月(NGK)で行われた「今いくよさん お別れの会」には、芸能関係者900人が出席。そして一般の献花は100人と合わせて1000人もの人がいくよさんを偲びNGKに訪れた。同会では、さんまや郷ひろみの思い出メッセージが流されたほか、最後には今くるよがあいさつで、いくよさんへの思いを語った。「いくよちゃんのこと、絶対忘れんといてください」と出席者に涙ながらに伝えた、くるよのあいさつを全文掲載する。
一生懸命漫才に復帰したかったんです
本日はお忙しい中、お暑い中、ご来場いただきましてありがとうございます。すばらしい、心温まるたくさんのメッセージ、本当にありがとうございました。いまの思い出シーン見てますと、もう1回まあはんと漫才がしたいなと思って。 いくよちゃんは、ほんまに仕事に一生懸命でした。出るたんび出るたんび、ヘアスタイルも違うし、アクセサリーも毎回違ってました。私だけですわ、こんな変わらへんの。ヘアスタイル一緒やしね。いくよさんのヘアスタイル、今ゆっくり見たら、毎回違いますし。いくよさんは特に中途半端が嫌いな方で。 学生時代にキャプテンやってましたし、私はマネジャーやったしね。一生懸命でした。漫才も一生懸命でした。ネタあわせをしても、1週間で覚えなあかんやつを、常に2日で覚えてました。どこかで努力してたんですよね、誰よりも。ほんまにすばらしい相方やったと思います。 一生懸命漫才に復帰したかったんです。私は心から応援していました。元気ですし、長いお付き合いさせてもらってますが、辛いと言わなかったし、しんどいと言うたこともないし。一生懸命でした。最後の3日前は、看護師さんにギャグも言い、2日前からもう意識不明になりましたけど。 生きたい、本当に生きる準備、復活する準備をしてました。病院の周りを毎回、私にだまって散歩、ウォーキング。1周10分かかるところを今日は5周したんよって。毎日、毎日準備体操して、体を鍛えていました。もう、ほんまにまさか、まさかやったと思います。