日本・韓国・台湾・日本で熱い反応…韓国NCSOFT「ホヨン」、若い世代に人気
【09月05日 KOREA WAVE】韓国のオンラインゲーム運営企業「エヌシーソフト(NCSOFT)」が8月28日に発表した新作収集型多人数参加型オンラインRPG「ホヨン」が、初期段階で熱い反応を得ている。ホヨンは公式リリース後、韓国と台湾のGoogle Playで人気1位を獲得し、日本のApple App Storeでも事前ダウンロード直後に1位を記録した。 新鮮なプレイ方式による楽しさと、より軽いビジネスモデル(BM)の導入が若い利用者を魅了したとの評価が出ている。ホヨンは、エヌシーソフトの人気IP(知的財産権)である「ブレイドアンドソウル」の世界観を背景に作られたゲームで、主人公「ユソル」が家門再建のために繰り広げる冒険を描いている。 ホヨンは、これまでのエヌシーソフトの代表作と異なり、カジュアルさが特徴だ。リアルタイムフィールド戦闘と戦略が強調されたターン制戦闘モードを切り替えて楽しめる「スイッチング」機能で差別化を図った。利用者は60種類以上のキャラクターの中から5種類のキャラクターを組み合わせてチームを構成できる。 エヌシーソフトは「収集型ゲームに慣れた利用者でも、新たな楽しさを感じることができる」と説明している。同時に、二つの戦闘モードを楽しむために別途成長が必要となる負担を最小限に抑え、利用者の負担を軽減した。フィールドで育成した英雄の成長レベルをそのままターン制モードでも活用できる。 BMの変化も目立つ。マイレージ、パーツ、好感度など、英雄を獲得するためのルートを多様に提供し、無課金利用者でも十分に楽しめるように設計されている。 個性あふれるキャラクターも、コレクション欲求の高いMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)が愛着を持つのに十分な魅力を備えている。60種類以上のキャラクターはそれぞれ固有のストーリーを持ち、「縁」システムを通じて、英雄間の関係性や原作で描かれた裏話も確認することができる。 多様なジャンルで利用者層の拡大に注力するエヌシーソフトが、ホヨンを通じて新たな一歩を踏み出したとの評価もある。業界関係者は「ホヨンのようなゲームが増えれば、リネージュIP中心のポートフォリオから脱却しようとするエヌシーソフトにとってもプラスになるだろう」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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