「高崎市文化賞」今年度2人を表彰 群馬・高崎市
芸術文化などに功績のあった個人を称える群馬県高崎市の「高崎市文化賞」の授賞式が開かれ2人に表彰状が贈られました。 今年度「高崎市文化賞」を受賞したのは、琴古流の尺八奏者・萩原斎童さんと三味線・尺八の演奏家・松本梅頌さんの2人です。 授賞式は26日高崎市役所で開かれ、富岡市長から2人に表彰状が贈られました。 萩原さんは群馬三曲協会などで演奏活動を行いながら後進の育成に尽力していることが評価されました。2014年からは毎年、市内の地域団体や保育園、学校などで演奏を披露し邦楽文化の普及や発展に努めています。 一方、松本さんは1976年に群馬の郷土芸能「八木節」や民謡、舞踊を披露する「梅頌会」を結成しました。アメリカやヨーロッパなど海外でも演奏活動を行い日本文化の普及に貢献したとして今年度は外務大臣表彰も受賞しています。 1972年度から始まった「高崎市文化賞」は今年で53回目を迎え、これで77人が受賞したことになります。