女性グループ「FINALIST」の17人

　秋元康氏が総合プロデュースする11人組女性アイドルグループ「WHITE　SCORPION」のオーディションで最終まで残ったものの惜しくも落選した17人のファイナリストが、新たな夢に向かって奮闘している。 　運営側によると、ファイナリストたちの素質、真面目さ、ポテンシャルを見抜いたスタッフたちが声をかけ、彼女たちも「もう一度頑張りたい」と練習生としての道を選んだことで、17人による「FINALIST」として活動することになった。 　秋元氏は、失敗を乗り越えて次に挑戦することの重要性を常に説いてきた。昭和歌謡グループとして注目を集めているSHOW―WAやMATSURIも、別の職業に就いていた30歳以上の男性が「夢をもう一度」という思いで結成された。女性アイドルでは、AKB48の初期メンバーにも、オーディションに落ち続けた者も多く、日向坂46も欅坂46の2軍的な立ち位置で「ひらがなけやき」として頑張ってきたメンバーが成功をつかんだ。 　FINALISTも日向坂46のように成功を収めるべく、輝く未来を目指して歩み出している。WHITE　SCORPION初のミニアルバム（9月11日発売、タイトル未定）にグループ初のオリジナルソングが収録されることが決定。同作の発売を記念して、今月27日に東京・町田ターミナルプラザ、8月18日に東京・有明ガーデン、9月1日に東京・アリオ葛西でそれぞれ行われるリリース記念イベントに出演する。アイドルシーンを盛り上げていくか、注目される。