僕青、選抜制に対する複雑な気持ちも「成長するための強み」に変えて
デビューシングルとは対照的な楽曲に
――セカンドシングル「卒業まで」はデビューシングルとは対照的な曲調が印象的です。この選曲は意外ではなかったですか? 八木 そうですね。デビューシングル「青空について考える」とのギャップに驚きましたけど、私はいろいろな楽曲に挑戦したいですし、僕青の新しい一面を見てもらえるのは嬉しいですね。 ――あとは、2曲目にしてMVにまったく青空が出てこないことにも驚きました(笑) 吉本 たしかに、曇り空ですね(笑) 柳堀 天気はたまたまだったんですけど、監督さんは「曲の世界観に合っていてすごくいい!」って。 塩釜 もどかしさのある楽曲なので、晴れでも雨でもない天気がマッチしているなと思います!
メンバーが密かに卒業したいコト
――今作の「卒業まで」というタイトルにかけて、みなさんが密かに卒業したいと思っていることを教えてください。 塩釜 私は連絡の返信が遅くなってしまうのを卒業したい。メッセージを見たら「了解~」と思って、返信した気になっちゃうんですよね。でも、メンバーから「見てるのか、見てないのか不安になる!」と言われるので。 柳堀 今年3月で高校を卒業するので、もう子供ではいられないと(笑)。少しずつ自立したいです! 吉本 極度の心配性なので、いつも集合時間の3時間前には起きちゃうんですよ。なので、もう少し肩の力を抜いていきたいです(笑) 八木 私は東京出身なのに道に迷ったり、集合場所を間違えたりしちゃうので。此那の話を聞いてたら、いつも時間ギリギリに家から出る性格を卒業したいと思いました……。
乃木坂46に少しでも追いついていけるように
――僕青として、今年はどんな目標を掲げていますか? 吉本 「僕が見たかった青空」というグループを、もっとたくさんの方に知ってもらうことです。ライブやイベントでも、メンバー一人ひとりがもっと頑張っていかないとダメだなって。 塩釜 そうだね。冠番組やYouTubeの投稿も頑張ってるので、1回でも見てもらったときに「僕青っていいな」って、好きになってもらえたらいいなと思います。 ――現在地が明確になったことで、公式ライバルの乃木坂46に対する思いも強くなった? 八木 そう思います。乃木坂46さんの背中は大きくて、まだまだ遠いけれど、少しでも追いついていけるように努力と挑戦は続けていきたいですね。 柳堀 追いかける背中があるのでそこを目指して頑張っています。その中で、僕青らしい笑顔と幸せを全国に届けていきたいです! 【僕が見たかった青空プロフィール】 ‘23年6月15日にグループ結成。8月にデビュー曲シングル「青空について考える」をリリース。昨年12月に乃木坂46の楽曲「制服のマネキン」のMVを完全オマージュし、話題に。全国握手会が開催中 <取材・文/吉岡 俊 撮影/福本邦洋 ヘアメイク/GiGGLE>
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