中国チップ企業、自社開発の新型CPUを発表
【東方新報】中国のチップ企業「龍芯中科(Loongson Technology)」は28日、北京市で自社開発の最新中央処理装置(CPU)を発表した。 「龍芯3A6000」として知られるこのCPUは、中国がチップ技術で着実な進歩を遂げる中で登場した。紹介によると、「龍芯3A6000」は、中国が独自に設計した命令システムとアーキテクチャを採用しており、海外のライセンス技術に依存せず、中国が自主的に開発・制御する新世代の汎用プロセッサである。12ナノメートル技術で製造され、クアッドコア設計で、動作周波数は2.5GHzである。 技術サイトWccf techによると「龍芯3A6000」は、特定の主要機能において、Intel Core i3-10100とAMD Ryzen 3 3100 CPUに匹敵するという。 「今回の発表は、国産CPUが自給自足と性能において新たな高みに達したことを示している。また、中国が独自のCPU構造に基づいて一流の製品を生産できることを示している」と、工業情報化部の史惠康(Shi Huikang)氏は語った。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。