栃木県知事選・宇都宮市長選が17日投開票 現職の県政運営、LRT延伸など争点
任期満了に伴う栃木県知事選は17日投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、6選を目指す現職、福田富一氏(71)と新人で市民団体事務局長の針川佐久真氏(74)=共産推薦。福田氏の5期20年の県政運営への評価や多選の是非などが主な争点になっている。 16日は、両陣営とも大票田の宇都宮市などを中心に演説を展開する予定。10月30日現在の選挙人名簿登録者数は160万611人。 任期満了に伴う宇都宮市長選が、知事選と同日の17日に投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、6選を目指す現職の佐藤栄一氏(63)=自民、公明推薦=と公益財団法人理事長で新人の荒木大樹氏(53)、市民団体代表で新人の上田憲一氏(87)、元財務省職員で茨城県つくば市副市長を務めた新人の毛塚幹人氏(33)の4人。 開業2年目に入った次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側への延伸計画などが主な争点となっている。 投票は市内101カ所で行われ、午後8時20分から同市体育館で即日開票される。9日現在の選挙人名簿登録者数は42万8685人。