松本城でプロジェクションマッピング 「躍動する歴史絵巻」テーマに
長野県松本市の国宝・松本城で夜間、天守や石垣にデジタル映像を投影する「プロジェクションマッピング」が始まった。冬の観光の盛り上げを図るイルミネーションイベント(市などの組織委員会主催)の一環で、2回目。来年2月16日まで。 【写真】幻想的な映像が投影される松本城 今回はレーザー光線を照射するレーザーマッピングを組み合わせて実施。映像と光線に音楽も加わり、ダイナミックで幻想的な光の演出を試みた。初日の14日は夜空に月が浮かぶ中、信州ゆかりの浮世絵や天守を築いた初代城主・石川数正などの映像が流れ、来場者を楽しませた。 テーマは来年1月8日までの第1期が「躍動する歴史絵巻」。第2期(1月9日~29日)は「光で彩る伝統文化」、第3期(1月30日~2月16日)は「春、咲き誇る花々」。投影は午後6~10時で、本編9分、幕あい3分の投影を繰り返す。【武田博仁】