石丸伸二氏が地域政党を立ち上げへ 来年の都議選に向け、候補者募集
広島県安芸高田市の前市長で、7月の東京都知事選に立候補した石丸伸二氏(42)が来夏に予定される都議選に向け、地域政党を立ち上げる意向を表明した。12日夜に自身のユーチューブチャンネルで明らかにした。12月中に記者会見を開くとしている。 石丸氏はユーチューブ上で「舞台は東京。時は来年7月。都議会議員になろうという方は準備を始めておいてください」と話し、候補者を募る考えを示した。自らの知事選立候補で「都政に関心を持ってくれたんじゃないかと思う。それを形にしていきたい」と呼びかけた。 自身が都議選に立候補するかどうかについては言及しなかった。 石丸氏は元銀行員で、7月7日に投開票された都知事選で約166万票を獲得した。約292万票で当選した小池百合子知事には及ばなかったものの、立憲民主党などの支援を受けた蓮舫氏の約128万票を上回って2番手につけていた。 都議会の定数は127で、任期は来年7月22日まで。現在の都議123人のうち、会派別では自民党が29人と最も多く、都民ファーストの会の27人、公明党の23人が続いている。(中村英一郎)
朝日新聞社