SEVENTEEN・JUN主演ドラマ、韓国ミュージカルまで 衛星劇場の11月おすすめ番組をピックアップ
映画、韓流、華流、歌舞伎、舞台など幅広いジャンルの番組を取り扱うCS放送「衛星劇場」。今回は、同局の11月ラインナップの中からおすすめ番組をピックアップして紹介する。 【写真】SEVENTEEN・JUNらがメリーゴーランドの前で記念撮影 ■中川晃教、マイケル・K・リー出演「DEVIL」 クラシックとロックを融合したショーミュージカル「DEVIL」は、韓国の演出家イ・ジナがゲーテの「ファウスト」をもとに創作した作品。舞台は20世紀のニューヨーク・証券街、前途有望な株式ブローカーのジョン・ファウストの人生がブラックマンデーにより一変するところから始まる。そんなファウストを怪しく誘う正体不明の人物・X-WhiteとX-Blackの目的とは。 2014年に韓国で初演され、その後も上演が重ねられた人気舞台。日本公演となる同舞台のキャストには中川晃教のほか、マイケル・K・リー、チェ・ミヌといった韓国舞台スターたちが名を連ねる。 なお衛星劇場では、韓国ミュージカル特集を放送。全5作のラインナップは、「ウェルテル」(主演:キュヒョン「メアリー・シェリー」「モンテ・クリスト伯: The Musical Live」「マリー・アントワネット」「エクスカリバー」。いまやエンターテイメントの最前線をひた走る韓国ミュージカルに注目だ。 ■前世と現世を繋ぐファンタジックラブストーリー「請君~遥かなる恋人たち~」 「請君~遥かなる恋人たち~」は、アレン・レン、リー・チン、チェン・シージュンらが共演した、時代を超越するファンタジックラブストーリー。人族と霊族の戦がおこなわれていた時代…霊族の聖女・雲羲と人族の古蜀王子・陸炎は、戦争を終わらせるために立場を超えて手を組むことに。霊族の首領・誅戎との戦いに勝利した2人は、願いどおり世に平和を取り戻した。しかし陸炎がこつぜんと姿を消してしまう…という伝承の物語から、ストーリーが展開していく。 戦争の終結から約3000年後、金銀財宝を目当てに青泉山の洞窟にやってきた青泉砦頭目の于登登。しかし彼女が美男子の描かれた壁画に触れた途端、陸炎が壁画のなかから姿を現す。3000年の時を超えた陸炎が目にした于登登は、雲羲と瓜二つの姿をしていた…。 ■SEVENTEEN・JUNらが出演「独家童話(原題)」 9月におこなわれた東京ドームから始まる日本5大ドームツアーを開催中の「SEVENTEEN」。「独家童話」は同グループのメンバーであるJUNが単独主演、そして挿入歌を務めた青春ラブコメディだ。繊細なリン・チャオと天真爛漫なシアオ・トゥーは、昔から仲の良い幼馴染。シアオにとってリンはかわいい弟だったが、勉強家のリンは飛び級を果たすほどの秀才になり、容姿もクール系のイケメンになっていく。 これだけでも楽しそうな導入だが、物語は“シアオが他の男の子に恋している”というリンの勘違いから始まる。その日を境に態度が大きく変わったリンの真意とは。 ■橋口亮輔監督デビュー30周年~監督作一挙放送~ 2008年公開「ぐるりのこと。」の製作15周年を記念して企画された「橋口亮輔監督デビュー30周年~監督作一挙放送~」は、同監督が誇る珠玉の名作たちを一挙放送する。 ゲイバーで体を売る大学生の微妙な心情を綴る、橋口監督の商業デビュー作「二十才の微熱」。「渚のシンドバッド」は同性の同級生に恋心を抱く少年と彼に興味を持つ少女を中心に、男女6人のひと夏を描く。 さらに2人の同性愛者の男性と孤独な1人の女性が、新しい“家族”の可能性を探る「ハッシュ!」。1組の夫婦が子どもの死を乗り越える「ぐるりのこと。」は、木村多江が第32回日本アカデミー賞:最優秀主演女優賞を受賞した名作だ。 ほかにも信じられないほどの不幸からありふれたすれ違いまで、不器用に日常を生きる人々の姿を繊細に映し出した「恋人たち」。ワークショップでおこなった俳優の即興劇6編をもとにしたオムニバス・コメディー「ゼンタイ」は、3日間、制作費は220万円という“ありえない”異色作である。