「家に捨てられず…出勤前と仕事後に飲んだ缶チューハイ捨てた」逮捕の泉佐野市職員 過去に不法投棄の相談…車内で飲む姿を複数回目撃
チューハイの空き缶が入ったゴミ袋を不法投棄したとして大阪府泉佐野市の職員が逮捕された事件で、職員は出勤前と退勤後に飲酒していたとみられ、警察が調べを進めています。 2月29日夜、現行犯逮捕された泉佐野市の職員の男(60)は岸和田市内のドラッグストアの駐車場でチューハイの空き缶9個が入ったゴミ袋を不法投棄した疑いがもたれています。 警察によりますと去年9月、貝塚市のホームセンターから不法投棄について相談があり、その後、男が車内でアルコールとみられる飲料を飲む姿が複数回、確認されているということです。 男は容疑を認め「家に捨てることができなかったので出勤前に飲んだ缶チューハイ4本と、仕事後に飲んだ缶チューハイ5本を捨てました」と話しているということです。 その後、3月2日に男は釈放されたということです。警察は、今後任意で不法投棄した経緯を調べるとともに、飲酒運転の疑いでも捜査を進める方針です。 また、泉佐野市によりますと男は課長級の職員だということで、市は「事実確認をしたうえで厳正に対処する」とコメントしています。