三山ひろしさん・桜井つぐみ選手も応援!高知U×仙台1対1引き分け《2位以内が確定》
高知さんさんテレビ
11月10日仙台とのホーム戦に挑んだ高知ユナイテッドSC。会場には演歌歌手の三山ひろしさんや桜井つぐみ選手も駆け付けエールを送りました。 高知市から: 「この調子で絶対に勝ってまずは2位以内を確定させてほしいです」 南国市から: 「きょう勝ってJ3に上がろう!」 J3昇格に向けて大事な一戦ですが、10日はいつもと雰囲気が違っていました。 土佐市から:「三山さんに会いたくて応援したくて来たんです」 越知町から:「大ファンでねえ。ファンクラブにも入っています、三山さんの」 三山さんが登場、試合前に行われたサイン会には長蛇の列ができていました。 三山ひろしさん: 「緊張してますね。しっかり歌唱して、きょうの勝利に導けるような歌を歌いたいと思います」 三山さんは自身初となる国歌独唱を披露。のびやかな歌声を会場に響かせました。 さらにパリオリンピックレスリング金メダリストの桜井つぐみ選手も応援に駆け付け、試合後にはサイン会も開かれました。 桜井つぐみ選手ON3秒 三山さん、桜井つぐみ選手、ファンの思いをのせて臨んだホーム戦。ユナイテッドは前半35分、仙台に先制ゴールを決められ0対1で折り返します。多くの観客が見守る中、後半37分にディフェンダー吉田がシュートを決め同点に。 さらに勝ち点3を目指しアディショナルタイムに入って攻め続けたユナイテッドはー逆転ゴール。と思いきや…このゴールは得点とはならず、その後も攻め続けたユナイテッドでしたが、結局1対1で引き分けに終わりました。 ファン:「きょうはね、勝って、何なら1位を逆転して1位いきたかったですよね」 ファン:「きょうは勝ちたかった。前半戦のようにもうちょっと前がかりなプレーをしてほしいです」 10日の試合1点ビハインドで迎えた後半終了間際の同点ゴール。調子を取り戻しつつあるユナイテッドを象徴する場面だったといえます。10月20日、4連敗そして4試合連続無得点となった試合後の会見で吉本監督はこんなことを言っていました。 吉本岳史監督: 「ゴールに向かう姿勢がない、少ない。だからこそ、このシュートを打っていいのかなという選手のひとつの迷いが、いま現状、得点に繋がっていないのかなと感じています」 この次の試合でユナイテッドは5試合ぶりの得点をあげ、さらに次の試合では2点を取り、6試合ぶりの勝利となりました。そして、10日は後半のゴールで1対1の引き分けに。 同点ゴールを決めた吉田選手はー 吉田知樹選手: 「あれは練習から狙っていたので狙い通りだった。前を向いたらまずゴールというのは周りが言っていますし、フォワードも意識してくれているけれど、まだまだ足りないと思うのでもっとゴールに向かっていきたい」 4試合連続無得点からここ3試合は4得点。この4点のうち3点がディフェンダーの吉田選手をはじめフォワードではない選手の得点というのも特徴的です。このことについてフォワードの新谷選手に話を聞きました。 新谷聖基選手: 「自分の中での悔しさはあります。自分もきょう1個チャンスがあったんですけど 、(シュートを)打たずにパスという選択をしてしまって、試合状況や時間とかを考えたらもっとフォワードとしての仕事をしていかないと、シュートを打っていかないとゴールには入らないんで」 フォワードの覚醒が高知初のJリーグチーム誕生のカギを握っています。 高知ユナイテッドは2位以内を確定させ残るは2試合。次の試合は今月17日に愛知で行われ、24日にはホームでクリアソン新宿との最終戦に臨みます。
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